ナタリーちゃんの話の宗教の話

 ちょっと本編にも繋がるところがあるので纏めようかなあと思います。何かご質問があればお気軽にご連絡ください。こういうのはヒト様からの質問が一番なんですよね。


まず宗教の始まりについて。

この宗教はキリスト教をモチーフにしています。バレバレですね。個人的な解釈として宗教というのは人間の心理的な負担を緩和しようと製作された物だと考えています。なので今回もそれに倣って、この宗教を作った人間がいます。

それが物語の舞台となっている「国」です。名前はまだ決まっていません。早く決めたいのですが、どうにも思いつきません。

なぜこの国がこの宗教を作ったかというと…。いや、すいません。国は作っていません。国はこの宗教を認めただけです。そして、この宗教を「貴族専用の宗教」と定めました。

なぜ貴族専用にしたか?というと、元からあった宗教と区別するため、そして国として貴族達から税金を貰うためです。

元々この宗教は外国から来ました。外国と貿易していた貴族(当時の大臣?)が改宗したのがきっかけです。その後、次々とお偉いさん達が改宗しました。新しい物は魅力的に見えるし、「神様の上の存在」、という自分達が謀反を起こすきっかけになるかも…と思ったためです。ちなみにこの国は王政を敷いています。

そしてお偉いさん達は自分達の担当している地域にこの宗教を布教し始めました。国は焦りました。元からあった宗教とドンパチ起こされるのは嫌だし、税金とかにも影響するためです。元からあった宗教に使うための道具や、イベントをするための経済効果など、意外と馬鹿になりません。そこで国は「貴族限定」と拍を付けて布教するのを禁止しました。同時に一定数の高待遇と、宗教が存在するのを公式に認めました。

元からあった宗教とドンパチ起こすのは貴族も嫌なので、まあ認められるなら良いかな、と承諾しました。

国は更に、この宗教に対して、「もっと豪華にしても良いんじゃない?」とこっそり唆しました。貴族達は「ええやん!」と儀式や装飾を豪華にしました。なので、現在の宗教と元の宗教は結構違います。

国はもちろん「使った材料の使用料払ってや~」と言います。貴族達も「ええで」とお金を払います。こんな訳で、この宗教は貴族達の宗教になりました。

つまり、ミハイルとあの宗教は、ちょっとした縁があるんです。


次にこの宗教の教えについて。

漫画内でも言いましたが、

「神様が再び死なないように、清く正しく生きましょう」

というものです。

自分で描いたんですが、こんな後ろ向きで良いんですかね?大分罪の意識が強いようです。

とりあえずここまで。また気が向いたら更新します。

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